MV公開2曲と、5周年円盤Disc4特典の感想5周年円盤 Disk 1〜3 (長めです)

2017年07月20日

c/wの他のMV2曲と、これまでのc/w曲MVの魅力

c/wでMVあるのが出揃ったのかな?
「ぐにゃっと曲がった」ダイヤモンドガールズ

「エミリーの朝ドラ感w 」という反応狙いですね。庶民感いいですね。
さえも黒髪なら朝ドラのヒロインの友達風。
つっかけ履いて出るリアルさもいいですよ。ちゃんとばあちゃん出てくるのも。

今のところ出ている曲ではこれが曲として少しだけ個性あるかな。
他の曲もそうなんだけど、サビまでがもっさりしてるのがもったいない
いわゆるAメロからBメロ、サビが走りながら繋がらずブツぎりという感じ。


「隣の彼はカッコよく見える」プラチナガールズ

運上みたいな広告代理店の人、もう少し大人にした感じの人よくいるわ(実感)
広告業界ってMVの駒田っぽいイメージあると思うけど実際はいない(笑)
まぁ設定は自分がかかわっていた職場風景ですね。「アイドルの王者」の続き的。
しなもん、りーぬがセンターかな。りーぬは「大人がうまく使えばなぁ」と思う時ある。

最初のダダダはもう少し…なんとかならんかったかな
始まる期待感煽るようなワクワクがもうちょっと欲しかった
最近のc/wはどうも「狙い」と「その表現」がはっきりしない気がします。





2年前くらいまでc/w曲は「これ全部シングル表題でもいいわ」と思えるデキだった。
これまでに、これはいいと思ったMVのある曲(キング含まず)と言えば…をいくつか。

「カメレオン女子高生」
自分、なにげにこの曲好きだった。
横アリで暗転の後にメインステージに照明が当たった瞬間に始まるワクワクと
あの広い会場でパフォーマンスで勝負したのが忘れられない
曲がまた、ポップロックな感じで「カッコカワイイ」をストレートに表現してて良かった
音は軽いけど、アレンジは緻密に作られててドライブ感を損なわない計算がされてる。
特徴的なリフも効果的に入ってくるし、ドゥビドゥビドゥビドゥビっと入っくるベースがまたカッコいい
短いフレーズだけで2コーラスに入るのもいい。
前出のブツ切り感がなく漫画的ストーリー感も、ドライブ感も、最後まで一気に楽しく聴ける
MVのスカジャン風衣装もHKTに合ってますね。




「微笑みポップコーン」
音楽性の高さをc/wにしておくのが勿体ないと思った曲
ある方向性に振り切っているのがいいと思う。
目的と、そのためにやるべき事が、曲もアレンジも振りも衣装も全部はっきりしていて
荒巻の売り時としてチャレンジしてれば…と思った。
MVの色使いがアメリカのガムボールみたいで、音はスエディッシュとかフレンチとか、
いろんな要素をうまくひとつにまとめて、センスがいい人にも受け入れられそう。

「既読スルー」
何度も貼ってるけど…短かすぎ。
最近の中途半端にシンセの電子音出すなら、ここまで効果的にやってくれと思う
この曲ではスマホの世界観を表していて効果的
特殊なカメラまで使って同じメンバーがオーバーラップしてくる演出もさることながら
曲が良かった。リズムの緩急も、詩の小さい世界感をアニメ的に広げるようで…
MVのメンバーの表情がとても良いんだよな…


「夏の前」
MVの完成度と美術、曲展開がそれまでになかった感じ
最初の間奏が「行くぞ」感を煽る煽る、ライブで見た時に「来た」感で鳥肌立った
この頃までは全てのMVが凝ってたよねぇ。
昔のメロンパン同盟時代から今の咲良へと変貌していくのを見ていく気持ちにも。
あと、いーちゃんの中心人物感



「今がイチバン」
この頃はとにかく前に向かっていく事しかなかった、あえて、今問題になっているメンバーにこの曲を贈りたい。思いだすんだあの頃を!

いつか、手のひら開く、そんな日がやってくる、
何粒の砂たちが、そこに残っているんだろう

詩の世界は単純だけど、それだけに明快に曲に落とし込めていて、アレンジなんぞ最低限のことやっていれば全然文句ない。最近のはアレンジが気になっている時点であまりよろしくないんだと思う
しかし懐かしいなぁ…若いとかいうより、素材感丸出しなのがいい。
メイク下手でも目が輝いてるので全然イケてる。



最近では「空耳ロック」が全てかな…
これとか「Chain of love」が表題曲でも良かったとさえ思う。
空耳は普通にラジオに流れていたら「あ、この曲買いたい」と一般層にも訴えるものがある曲
自分がHKTを好きでなくてももしこれ聞こえてきたら買ってた。
入り方もカッコいいし、展開が良いので、余分な音入れなくても十分バンドサウンドだけでいける。
刻みつづけるリズムが「走ってる」感じを演出できてる。



バグって、では「僕だけの白日夢」かな…でも曲そのものがすごくいいというより
MVと曲と出ているメンバーによるところが大きいですね。
MVないものに良曲が多いのも特徴で
「波音のオルゴール」「恋の指先」「制服のバンビ」「お願いバレンティヌ」etc
曲自体がストーリー的、映像的なものになぜかMVつかない…というのも「あるある」ですね。

村重選抜曲は記念にMV作るべきと思う。
めったに「べき」とか言わないけど。これはべき。 


toshix508 at 23:45│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by 貧乏性   2017年07月21日 02:47
いやいやいやwww
ものの見事に趣向がカブってます!w
これに最後に書かれている「波音のオルゴール」が加われば完璧ですわ。

実は密かにね、若ちゃんが20歳を過ぎたころ客演で「カメレオン女子高生」をやってくれるんじゃないかと期待してるんですよ。
若ちゃん以外にこれを歌うメンバーがいない。

今回のc/wは楽曲の出来云々というよりメンバーに合わせて書かれていない気がします。
要するに愛がないのよね。
「微笑みポップコーン」なんて荒巻ちゃん以外あり得ないほどの宛て書きレベルですもんね。

さて、村重選抜のMV制作をヲタの要望として声を上げておきましょうかね。
2. Posted by toshix   2017年07月21日 03:49
貧乏性さん

そう、愛がない。
HKTのために作った。このメンバーを輝かせるために作った。HKTのためにここまで仕上げた。
そういうものが感じられないから、たとえはるっぴと咲良の曲ができても、そう感じなかったり、
いずれの曲も既存のものを当てはめられた感がバレてしまっている感じ。

その意味で空耳ロックに関してはそういう「狙い」というか「愛」というか
TⅡのためにどんな表現が一番合っているか、が久しぶりにきちんと考えられたもの、と感じられたのかもしれません。

やっぱり、自分の仕事もそうですけど
相手の事を考えて、そのための最適解はなんだろうと、じっくり考えれば
そのための表現手法なんて、案外クリエイターは苦労はしても答えを見つけ出せるものなんですよね。
軸になる目的を失ったものは「どこかで聞いた感じ」しかしないんです。
で、不思議と出来上がったものから解ってしまうもの。という気がしています。

「希望の海流」や「片思いの唐揚げ」も、自分にジャストフィットはしなくても
きちんと「愛」を感じる事が作品を通して伝わっていたので
愛と熱意次第でどうにでもなるのになぁ…という思いがありますね。

何年後かにOG出てきてのカメ女やってほしいですね。
若ちゃんもなおぽんもいて、梅も、由莉耶も、そしたらもう泣く(笑)
3. Posted by Wはる推し   2017年07月23日 23:15
カメ女いいよね
同じく横アリの短い暗転からあのイントロでチームHが浮かび上がった時はトリハダ立ったよ
まだみんないたしなぁ(ノД`)

趣味ほとんど同じ
アイドルの王者とかMV的にはHKT城も好きだけどね。

4. Posted by toshix   2017年07月24日 01:05
Wはる推し さん

カメ女MVはメンバーひとりずつ映るから
「あ、梅だけロングパンツだったっけ」とかそういう卒業したメンに思いを馳せてしまうのもありますね。
横アリでは反対側のサブステからのメインステージに照明当たってババーンとメンバーがあのカッコでいるのでやたらカッコ良かった。
円盤で伝わりきらない現場ならではの感覚ですね。

MVの作品としては「昔の彼氏の〜」もKⅣメンがちょい悪で面白かったですね。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
MV公開2曲と、5周年円盤Disc4特典の感想5周年円盤 Disk 1〜3 (長めです)