2023年04月18日
矢吹奈子のいた風景
今回の奈子の卒業は思いのほか自分の中では大きく今は空虚な状態。
とはいえ、あの状況で「予想していなかった」はずもなく、
合理的にも客観的にも適した時期を超えていてくれたと思っている。
美久はHKTにいながらにしてグラビアアイドル的に独自の路線を歩んでいるし
奈子の海外人気や全国区な知名度は、今のHKTのメディア露出縮小方針?の中では活かされない、とも分かっていた。
奈子自身がそれでもさっしーや咲良からバトンを受けた存在になる決意してくれた感はあったし、
その中で新たなメンバーからのスター候補の照準が決まり始めたり、次のリーダー的存在が決まり始めたり、という段階で自分自身の事を考えた時、卒業は必然。
残ったまま捌ける案件量でもなかった気がする(形式的にはフリーでも当然…ついてはいるんだろうし)
常に自分の体験したHKTの現場や、見てきた画面のシーンに奈子はその登場から存在感があって
アイドル云々よりもう「知ってる子」としての応援になっていたけど、もっと言えば「奈子のいるHKT」っていう印象だよなぁ…と
うまく言えないけど、奈子が台頭してきた時がそれ以前から見ていた自分にとっての空想上だった完成形が来た感じ
今バラエティに呼ばれている「番組の華」的な感じは、それも「頑張れ」と見ていますが
HKTのシングルでいえば「さく食べ」くらいから始まる急カーブなグループ自体の高揚感の中に奈子の存在は欠かせなくて、その風景を楽しんでいたな、と、
韓国に行った際のIZONEもそのように見ていたので喪失感は少なかった
グループとしても当初から「ウインクは3回」を多く披露させて勝負できるか観測気球的な事をしていたし、尾崎さんとさっしー、当時のAKS上層部も、本店のほかにド派手に進出する対象としてHKTを捉えていたと思う
そうかー、この時りーぬとか、「田中」はなつみかんの方がいたんだよなぁ。
コンサートでさっしーがイントロで「矢吹奈子ちゃんでーす」と呼び込むアイデアって凄いプロデュースだよなぁ、と思った。
このさく食べのMステでなこみく出演の後、いつも習慣的に行っていたカフェで
「昨日HKTでちっちゃい子が一生懸命歌ってて可愛かったぁ」と女性が話しているのを耳にして「来てる!これは確実に来てるぞ!」と思った、
産屋敷耀哉の名台詞「これは兆しだ…運命は大きく変わり始める」という確信した感じに近い。
HKTヲタ的にもなこみくの選抜入りで、各シンメのピースが全て揃った感
(当時「シンメ多すぎだよなぁ」とかネットで書き込みも見たが、状況的な贅沢に慣れやがったな、と思った…そんなの組めるグループそういない)
3期としてもなこみく台頭のすぐ後に第三の矢である荒巻ちゃんにc/wとはいえセンターを任せるなど、当時は戦略的にも凄く照準がファンの渇望度合いと合ったものだった。
この曲のサウンドメイクやら、歌割り、ハモも含め、完成度高くて、聴きごたえも凄かった。
エミリーや葉月、さえちゃん、えれたんの個性までちゃんと光るし、最近なにかと噂の筒井さんまで…
当時凄くロリコン的な感じの言われ方をされていた事に見慣れていた自分は全然ピンと来てなかったけど、今改めて見るとさすがにちびっ子番組的ではあるか
この「カメレオン女子高生」のようにユニゾン時に声の個性の強い奈子の存在感と、加えてはるっぴの声の個性もあったので、層が分厚く多層的だった。
歌割りで「個」としての奈子の声もうまくスパイス的に使いはじめた感じ
まぁ、この頃は既にたまーに映る「あのメンバー」の方に自分の目は奪われたんだが…
それ含め各チームだけでも感じるこのどこを切り取ってもオールスター感ってHKTの特徴だったと思う
声の事でいえばついでに、
IZONEでは当初奈子の使い方がプロデューサに理解されなかったようですが、
割り当てられた少ないパートで予想外に観客が大声援(スーパー奈子タイム)で、その後はやっぱり奈子の声をグループの個性として活かす事で楽曲的にもグループの特徴になったと思う
HKTでもIZONEでも奈子の声は「個性も多彩」というグループ演出において欠かせない存在。
PDUの時に先生たちが「ダイヤの原石見つけた」とほかの子では見ないほど沸き立っていたけど、「いやいや、先生たちが知らんだけでもう日本で輝いていたけどね」と思った
そして奈子の声を決定的に知らしめたのが「12秒」かと思う「ヨッ」がなくても「テトラポット」以外でも目立ってる、このイベントのサウンドロゴを任されるほどに。
自分の中では駆け上るHKTの象徴的なこの超アイドル曲がすごくHKT的なサウンドだだと思いました
もっと強めの曲を望んでいた咲良はその後のしぇからしかできっちり目立つし、この頃まではそれぞれのシングル表題曲で何を勝負どころとして誰の何を押し出すのか「狙い」がはっきりとしていた感があります
そうしたシングルの照準がリリースの間延びとともに微妙になってきた時に
PDUの放送は「早送りカレンダー」リリース後ですが、実際あっちでの共同生活しての選考開始はリリースのひと月前からになる…
あっちで現場の得票記録が出るなど人気になりつつある中での、
いつかはやって欲しいと思っていたなこみくセンター曲…若干遅かったか
リリース後にはすぐにあっちで専任になる事が決まって一度がっくりきて、
「奈子もカサカサです」事案につながる
よくあの時期に「これが博多のやり方だ」へのツアー後半の参加や番組収録実現したよな、と思う、
2人はあっちでのきついレッスンもあったし、相当ヘビーだったはず
しかしそんな事情を微塵も感じさせないこの曲のなこみくのエネルギー感は強い
それまで思った「なこみくセンターで歌ったら」をそのまま形にしてくれた点において、
全体的な戦略に遅れが出はじめて、状況は悪くてもメンバーとスタッフでそれを超えて形にするだけの熱意と推進力があったのはこの頃がピークだったのかもしれない
現在の収録曲やCDのタイプやプロモーション減らしたりとか…いまいちそうした熱が下がったかのように見えてしまうのは気になる
リリースでもこのくらいの冒険はして欲しいんだよね、今の子たちの中から。
リクアワのさっしーのテンションの高さとキレが怖い、凄い、楽しい。
「いじわるチュー」は昭和アイドルパロディですが、なぜ奈子の声で王道ソロ勝負しないんだろうと思ってました。その頃から少しグループ運営が「二の足踏む」感じが出ていたのかも
この曲とかAKBSHOWでの歌唱とか聞くと、特に韓国行く前あたりから充分ソロ出せると思ったんだけど
曲によって案外雰囲気を変えられる気質なのはPDU課題曲でも証明済みでした。
卒業後この声持っていても歌手やらないと考えた時に、もったいないと思っても後の祭り
つたなくても楽器弾きながらでこの歌唱はなかなかだと思います
リリース時期にプロモーションもままならなかった最後のセンター曲
なんとなく「記念にどうぞ」になってしまったのは…いい曲なので個人的にも消化不良
できれば新戦力も目立つ形にして、移り変わりを感じさせてくれたらもっと意味合いは出たけど、
曲もアレンジもいいし、秋元さんの歌詞も久しぶりに誰に対しての何のメッセージかがはっきりしていた曲でした
いなくなった今聴くから解る事もありますねぇ。
奈子のいたHKTの最後に今のメンバーと、歴代センターが揃い踏みしたのは
この時期に奈子だから起こし得た奇跡だなと思います
思い出の中だけに逃げ込みたくもなりますが
これからの奈子も、これからのHKTも、もすこし見ていたいと思います
とはいえ、あの状況で「予想していなかった」はずもなく、
合理的にも客観的にも適した時期を超えていてくれたと思っている。
美久はHKTにいながらにしてグラビアアイドル的に独自の路線を歩んでいるし
奈子の海外人気や全国区な知名度は、今のHKTのメディア露出縮小方針?の中では活かされない、とも分かっていた。
奈子自身がそれでもさっしーや咲良からバトンを受けた存在になる決意してくれた感はあったし、
その中で新たなメンバーからのスター候補の照準が決まり始めたり、次のリーダー的存在が決まり始めたり、という段階で自分自身の事を考えた時、卒業は必然。
残ったまま捌ける案件量でもなかった気がする(形式的にはフリーでも当然…ついてはいるんだろうし)
常に自分の体験したHKTの現場や、見てきた画面のシーンに奈子はその登場から存在感があって
アイドル云々よりもう「知ってる子」としての応援になっていたけど、もっと言えば「奈子のいるHKT」っていう印象だよなぁ…と
うまく言えないけど、奈子が台頭してきた時がそれ以前から見ていた自分にとっての空想上だった完成形が来た感じ
今バラエティに呼ばれている「番組の華」的な感じは、それも「頑張れ」と見ていますが
HKTのシングルでいえば「さく食べ」くらいから始まる急カーブなグループ自体の高揚感の中に奈子の存在は欠かせなくて、その風景を楽しんでいたな、と、
韓国に行った際のIZONEもそのように見ていたので喪失感は少なかった
グループとしても当初から「ウインクは3回」を多く披露させて勝負できるか観測気球的な事をしていたし、尾崎さんとさっしー、当時のAKS上層部も、本店のほかにド派手に進出する対象としてHKTを捉えていたと思う
そうかー、この時りーぬとか、「田中」はなつみかんの方がいたんだよなぁ。
コンサートでさっしーがイントロで「矢吹奈子ちゃんでーす」と呼び込むアイデアって凄いプロデュースだよなぁ、と思った。
このさく食べのMステでなこみく出演の後、いつも習慣的に行っていたカフェで
「昨日HKTでちっちゃい子が一生懸命歌ってて可愛かったぁ」と女性が話しているのを耳にして「来てる!これは確実に来てるぞ!」と思った、
産屋敷耀哉の名台詞「これは兆しだ…運命は大きく変わり始める」という確信した感じに近い。
HKTヲタ的にもなこみくの選抜入りで、各シンメのピースが全て揃った感
(当時「シンメ多すぎだよなぁ」とかネットで書き込みも見たが、状況的な贅沢に慣れやがったな、と思った…そんなの組めるグループそういない)
3期としてもなこみく台頭のすぐ後に第三の矢である荒巻ちゃんにc/wとはいえセンターを任せるなど、当時は戦略的にも凄く照準がファンの渇望度合いと合ったものだった。
この曲のサウンドメイクやら、歌割り、ハモも含め、完成度高くて、聴きごたえも凄かった。
エミリーや葉月、さえちゃん、えれたんの個性までちゃんと光るし、最近なにかと噂の筒井さんまで…
当時凄くロリコン的な感じの言われ方をされていた事に見慣れていた自分は全然ピンと来てなかったけど、今改めて見るとさすがにちびっ子番組的ではあるか
この「カメレオン女子高生」のようにユニゾン時に声の個性の強い奈子の存在感と、加えてはるっぴの声の個性もあったので、層が分厚く多層的だった。
歌割りで「個」としての奈子の声もうまくスパイス的に使いはじめた感じ
まぁ、この頃は既にたまーに映る「あのメンバー」の方に自分の目は奪われたんだが…
それ含め各チームだけでも感じるこのどこを切り取ってもオールスター感ってHKTの特徴だったと思う
声の事でいえばついでに、
IZONEでは当初奈子の使い方がプロデューサに理解されなかったようですが、
割り当てられた少ないパートで予想外に観客が大声援(スーパー奈子タイム)で、その後はやっぱり奈子の声をグループの個性として活かす事で楽曲的にもグループの特徴になったと思う
HKTでもIZONEでも奈子の声は「個性も多彩」というグループ演出において欠かせない存在。
PDUの時に先生たちが「ダイヤの原石見つけた」とほかの子では見ないほど沸き立っていたけど、「いやいや、先生たちが知らんだけでもう日本で輝いていたけどね」と思った
そして奈子の声を決定的に知らしめたのが「12秒」かと思う「ヨッ」がなくても「テトラポット」以外でも目立ってる、このイベントのサウンドロゴを任されるほどに。
自分の中では駆け上るHKTの象徴的なこの超アイドル曲がすごくHKT的なサウンドだだと思いました
もっと強めの曲を望んでいた咲良はその後のしぇからしかできっちり目立つし、この頃まではそれぞれのシングル表題曲で何を勝負どころとして誰の何を押し出すのか「狙い」がはっきりとしていた感があります
そうしたシングルの照準がリリースの間延びとともに微妙になってきた時に
PDUの放送は「早送りカレンダー」リリース後ですが、実際あっちでの共同生活しての選考開始はリリースのひと月前からになる…
あっちで現場の得票記録が出るなど人気になりつつある中での、
いつかはやって欲しいと思っていたなこみくセンター曲…若干遅かったか
リリース後にはすぐにあっちで専任になる事が決まって一度がっくりきて、
「奈子もカサカサです」事案につながる
よくあの時期に「これが博多のやり方だ」へのツアー後半の参加や番組収録実現したよな、と思う、
2人はあっちでのきついレッスンもあったし、相当ヘビーだったはず
しかしそんな事情を微塵も感じさせないこの曲のなこみくのエネルギー感は強い
それまで思った「なこみくセンターで歌ったら」をそのまま形にしてくれた点において、
全体的な戦略に遅れが出はじめて、状況は悪くてもメンバーとスタッフでそれを超えて形にするだけの熱意と推進力があったのはこの頃がピークだったのかもしれない
現在の収録曲やCDのタイプやプロモーション減らしたりとか…いまいちそうした熱が下がったかのように見えてしまうのは気になる
リリースでもこのくらいの冒険はして欲しいんだよね、今の子たちの中から。
リクアワのさっしーのテンションの高さとキレが怖い、凄い、楽しい。
「いじわるチュー」は昭和アイドルパロディですが、なぜ奈子の声で王道ソロ勝負しないんだろうと思ってました。その頃から少しグループ運営が「二の足踏む」感じが出ていたのかも
この曲とかAKBSHOWでの歌唱とか聞くと、特に韓国行く前あたりから充分ソロ出せると思ったんだけど
曲によって案外雰囲気を変えられる気質なのはPDU課題曲でも証明済みでした。
卒業後この声持っていても歌手やらないと考えた時に、もったいないと思っても後の祭り
つたなくても楽器弾きながらでこの歌唱はなかなかだと思います
リリース時期にプロモーションもままならなかった最後のセンター曲
なんとなく「記念にどうぞ」になってしまったのは…いい曲なので個人的にも消化不良
できれば新戦力も目立つ形にして、移り変わりを感じさせてくれたらもっと意味合いは出たけど、
曲もアレンジもいいし、秋元さんの歌詞も久しぶりに誰に対しての何のメッセージかがはっきりしていた曲でした
いなくなった今聴くから解る事もありますねぇ。
奈子のいたHKTの最後に今のメンバーと、歴代センターが揃い踏みしたのは
この時期に奈子だから起こし得た奇跡だなと思います
思い出の中だけに逃げ込みたくもなりますが
これからの奈子も、これからのHKTも、もすこし見ていたいと思います
toshix508 at 12:30|Permalink│Comments(4)